前を向いてみよう

過去を振り返ってきたこのブログ。
今回は、未来へ気持ちを向けてみる。

最近「私はあと何年働くのだろう?」と、ふと思う時がある。
最長で定年退職なのだろうけど、その定年退職がとても身近に迫ってきている気がする。
働いてきた年数より、定年退職までの残りの年数の方が短くなっている。

最後までここで働き続けることが理想だけど、現実はどうなるかはわからない。

ある人が、「体が動くうちに、違う何かに挑戦してみたい。」と言っていた。
その人は60歳。ここまで積み上げた自分のキャリアを捨てて、潔く引退。
そして新しい世界を探っている。

この言葉が、妙に刺さってしまった。

生涯ひとつの事を貫くのも美しいけれど、未知の世界へのチャレンジを繰り返すのもまた素晴らしい。
一度きりの人生をどう生きるのかは人それぞれだけど、私は歳とともに新しいチャレンジの難しさを感じていて、だけど歳とともに「一度きりの人生は楽しみたい」と思うようになっている。

チャレンジへの難しさを感じるのは、体力や諸々の衰え…抗えない年齢。
だからこそ、「体が動くうちに」が刺さる。

必ずしも仕事とチャレンジを天秤にかける必要はないけれど、天秤にかけるほどキラキラしたものが…もし見つかったなら、今より人生楽しくなるな…なんて思う今日この頃です。